赤ちゃんが離乳食を食べない原因と対応策

赤ちゃんが離乳食を食べない原因と対応策

赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと、体調が悪いのではないかと、お母さんは心配になってしまうかと思います。赤ちゃんはなぜ離乳食を食べてくれないのでしょうか。また、どうしたら食べてくれるようになるのでしょう。

ここでは、赤ちゃんが離乳食を食べない原因と対策についてご紹介します。

赤ちゃんに離乳食を与える際に注意すべきこと

初めての離乳食で赤ちゃんが食べてくれないというのは、実はよくあること。赤ちゃんにとって、それまで慣れ親しんだ母乳やミルクから、未知のものである離乳食を口に入れるのは、とても勇気のいることなのです。焦らず、地道に取り組むようにすれば、食べてくれるようになるでしょう。

また、離乳食に含まれる食材によって、赤ちゃんがアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。離乳食を食べた後に、肌や健康状態に異常が見られるようでしたら、病院へ行って一度診てもらったほうが良いでしょう。

赤ちゃんが離乳食を食べない原因って?

赤ちゃんが離乳食を食べない原因は、いくつか考えられます。

まず、乳離れしていない赤ちゃんの場合、まだ「食べたい」という気持ちを持っていないことがあります。また、離乳食の前に母乳やミルクを飲ませてしまうと、お腹がいっぱいで食べたくなくなっているという場合もあるでしょう。

ほかに、離乳食の内容や固さが月齢に合っていないケース、離乳食に飽きてしまっているケースなども考えられます。

赤ちゃんに離乳食を食べてもらうためには?

赤ちゃんに離乳食を食べてもらうためには、どうすれば良いのでしょうか?以下で、赤ちゃんに離乳食を食べてもらうためにできることを、いくつかご紹介します。

一緒に食べて、食べものに興味を持ってもらう

離乳食を初めて食べる赤ちゃんには、食べ物に興味を持たせるような工夫が必要です。赤ちゃんは、お父さんやお母さんがしていることに興味を持ちますので、食事をするときに一緒に食卓に座らせ、楽しそうに食事をしている様子を見せましょう。離乳食を食べさせる前に、お母さんが先に一口食べて、「おいしいよ」と声をかけるのも効果的です。

毎日同じ時間に食べる習慣をつける

授乳の時間が決まってきたら、離乳食を食べさせる習慣付けを始めることができます。授乳のタイミングは赤ちゃんのお腹が空いているときなので、離乳食を食べてくれる可能性が高まるでしょう。毎日同じ時間に離乳食をあげ続けることで、食事の習慣が身に付きます。

離乳食の内容を月齢に合わせる

急に離乳食を固めのものに変えると、食べてくれなくなってしまうことがあります。そのため、食べてくれないときは、離乳食が固すぎないか確認しましょう。また、離乳食の段階を進めるときは、いきなり固くしたり、おかゆの水分を減らしたりすることは避け、徐々に水分を減らすようにすると良いでしょう。

内容がマンネリにならないようにする

食事の中身がいつも同じだと飽きてしまうのは、大人も赤ちゃんも同じ。いつも食べてくれるのに食べなくなってしまった場合は、離乳食の内容がマンネリ化してきて、赤ちゃんが飽きてしまったからかもしれません。

そのような場合、新しい食材にチャレンジしてみたり、いつもは使わない市販のベビーフードを使ってみたりすると、食べてくれるようになる可能性が高いでしょう。

赤ちゃんが離乳食を食べてくれないときは、赤ちゃんの様子を見つつ、上記のことを参考に少しずつ離乳食を与えるようにしてください。

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