赤ちゃんへのミルクはいつまであげればいいの?

赤ちゃんへのミルクはいつまであげればいいの?

赤ちゃんがミルクを飲む姿は、とってもかわいいもの。お母さんにとっても幸せな時間ですよね。しかし、赤ちゃんも大きくなってくると、ミルクだけでは栄養が不足するようになってきます。

では、ミルクは一体いつ頃までをあげれば良いのでしょうか。ここでは、赤ちゃんがミルクを卒業する時期や、ミルクでは不足する栄養を補うフォローアップミルクなどについてご紹介します。

赤ちゃんのミルクはいつまであげればいいの?

多くの場合、赤ちゃんは生後5~6カ月頃から離乳食を始めます。しかし、離乳食が進んでくると、栄養補給としてのミルクの必要性は低くなってきますが、口寂しいときや寝る前など落ち着くためにミルクを欲しがる赤ちゃんも多いので、ママはいつまであげたらいいのか悩んでしまいますね。

ミルクをやめる時期の目安は、一般的に1歳頃までと言われており、検診のときにも1歳を目途にやめさせるよう、指導されることが多いようです。

フォローアップミルクについて

生後9カ月を過ぎると、赤ちゃんは3食とも離乳食になるのが一般的ですが、この頃に必要になってくるのが「フォローアップミルク」です。ハイハイをしたりつかまり立ちをしたりと活動的になるこの時期は、離乳食だけでは栄養が足りなくなってきます。フォローアップミルクは、不足した栄養を補うことを目的としています。

フォローアップミルクをあげる時期の目安は、だいたい生後9カ月~3歳と言われています。粉ミルクよりも安価なことが多いので、離乳食が進んできたころをめどに、フォローアップミルクに切り替えるママも多いようです。

赤ちゃんにミルクをあげるときの注意点

離乳食を始めた頃の赤ちゃんにミルクをあげる場合にはいくつか注意するべきことがあります。

まず、気を付けたいのがあげる時間。夜寝る前にミルクをあげてしまうと、虫歯の原因になります。夜は唾液の分泌が少ないため、寝る前にミルクを飲むと口の中にミルクが長い時間留まることになるため虫歯になりやすいのです。

また、夜寝る前に水分を摂るとオネショをしやすくなります。おむつをしている間はあまり問題にはなりませんが、習慣になってしまうと、トイレトレーニングの際に苦労することになってしまうかもしれません。ミルクは寝る少し前に飲み終わるようにして、寝かしつけの際にはあやしながらするようにしましょう。

また、哺乳瓶を使い続けていると虫歯になりやすくなるため、1歳をすぎて哺乳瓶を使うことは避けたほうが良いと言われています。これは、哺乳瓶だと口の中にミルクが残りやすく、歯がミルクに浸かった状態になってしまうからだとされています。哺乳瓶を卒業してからミルクを与える場合は、ストローやコップで飲ませるようにしましょう。

ミルクは1歳を目途に卒業するようにしましょう。9カ月頃からは、ミルクだけでは不足してしまう栄養を補給できるフォローアップミルクを飲ませるのがおすすめです。また、ミルクをあげ続ける場合には、上記の注意点を参考にしてみてください。

▲ページトップへ▲